▼今思うこと・・・仙台にいて思ったこと
短時間ではありましたが地震発生時から仙台を離れる
当日の24時ぐらいまで7〜8時間
被災という言葉には当てはまりませんが
私なりに大変貴重な体験をしたと思っています
ライフラインが使える状況下にいて
メディアで情報が得られる今
思うこと
「不安なのはわかるが右往左往してどうすんの?」
「今の不自由は不自由のうちに入らなくないですか?」
そんなことです
ここからは完全に私的な感想です目障りだったらスルーしてください
意見は必要ありません
あとは各々思ってこれから行動していただければいいと思います
でも・・・
私がこれはイイ!!って思えば
コメントは許可それ以外のコメントは削除(笑)
【今思うこと】
テレビやネットで被災地用の情報がアップされています
これは電力がある状態で役に立つ話なので
現場にいると残念ながら見れないというよりもそんな必要ナシ^_^;
だってテレビとネットは電気がないと使えないのですから
携帯に関しては・・・
@充電が不可能のため情報を得るにしても安易にバッテリーを
消耗をさせるような行為はリスクが高い
Aワンセグは圏外でも使えるがバッテリーの消耗が激しい
B充電できる環境があったとしても携帯基地局に電力供給がなければ
圏外なので役に立たず
C安否確認メールや電話の返事さえバッテリーの消耗につながるため
本当に逼迫した状況のために温存しておきたいと思うので
心配されることも情報を教えてもらうことすら本来は
大変ありがたいのだけれど煩わしく感じることもあり
今までは私も役に立つと思っていましたが
報道やネットの情報は直近の被災地にはまったく役に立つものではなく
電気が使える地域では役に立ち始めるがそれは逆に被災地および
周辺地域を混乱させる原因のひとつにもなりえると思います
ようするに上手に情報を使え判断できるか?
そこがキーポイントなのでしょうが
県内のガソリン騒動を見ていると
警告灯がついてしまうとかの状況であればわかりますが
普段車乗らなかったりまだ数百キロは走れるであろう状態で
「心配なので・・・」(痛いほどわかるのですが)
給油ができる情報があるとわざわざガソリンを費やし遠くに詰めに行き
またガソリンを使って帰る・・・売り切れだったらまた戻る
周囲も同じ状況下なのだから
必要以上に使わないことが重要であり
いつまでも不足状態が続くわけではないのですから
どんと落ち着いて構えるというぐらいの気構えが必要なのだと思います
メディアに関しても各局同じ内容で同じ放送しても仕方がないわけで
中継車を走らせているのですからうちはこの県の情報を詳しく!
そんな連携のとれた放送ができないもんなのですかねぇ?
電気が通じるようになっている被災地に限定した放送とか
被災地周辺地域に有益な情報を流す局があってもいいと思うんですよ
こういう時こそ欲しい情を提供して欲しいと思うんですが
現場じゃなく椅子にふんぞり返っている人々なんでしょうねぇ〜
くだらない
地震も原発も本当の状況がわからない中で専門家であろう人を呼び
推測であ〜だこ〜だ
特に原発の報道は混乱を招くだけで役立つものではないように感じます
現に海外に脱出しようとしたり
山形では専門家でもない人の話を鵜呑みにして学生を帰宅させたり
これまた買いだめ騒動の引き金になったり
まぁろくに説明もされずに放射量30倍とか言われたら誰だって
不安になるでしょうけど・・・情報が入ったから放送すればいいって
もんじゃないと思うんだけどなぁ
被災地のため現地に行ってボランティアすることも必要でしょうが
その際に自分の食糧・寝る場所と道具・排泄物の処理など
現地でさらに負担を増加させることがないように行動すべきで
それができないのであれば地元で一生懸命働き
その分を義援金として寄付した方がよほど役に立つと思います
孤立した地域に行こうとしても一般人がそういけるものでもないわけで
助けたいとか力になりたいという気持ちはわかりますが
無駄に動くことはそれだけガソリンの消費や渋滞を招いたりと
気持ちとやっていることに大きなギャップが生じさせることになります
助けたいという自己欲だけでは逆に迷惑なだけだと思います
助けに行くことは当面プロや適任者に任せて
自分ができる範囲で日常生活・経済活動を行い
その延長上に被災地のためにもなることが必ずあると思います
今まで無駄に使用していた電気やガソリンを極力節約するように心がけ
ほんの少しの距離を車で行っていたのを自転車や徒歩で活動したり
常時無駄に点けっぱなしだった電気をこまめに消すとか
禁煙と同じで一気には無理でしょうが今の自分ができる範囲で行うことが
チリも積もれば山となるのでは?
食糧やガソリンにしても不安で心配なのは私も同じ話ですが
なるようにしかならないのでこういう時だからこそ
少し楽観的に構えるのも必要なのかもしれません
よほど人徳なければ別ですがこういう状況下では
誰かしら助けてくれるはずです
【当日思っていたこと】
状況的には
・広範囲にわたる被災で行政、警察、消防人員が不足でほとんどいない
・電力がダウンしているために電気が使えない
・無駄なほどに年中開いている店もすべて閉店
・情報が一切入らない
・雪がチラつき寒い
住んでいるところが田舎なので暗さには慣れているのですが
東北一の街そしてその仙台市街が真っ暗で沈黙状態
「自分ってなんて小さくちっぽけな存在」
普段からわかりきっていることですが身に染みて痛感しました
また
「愚かな人間よ
お前らは地球に生きる一動物なだけ驕り高ぶるなよ!」
地球にそう言われた気がして心にグサリと楔を打ち込まれた感じでした
文明が発達し不便さを極力排除しながら利便性を求める過程で
未知なるものやコントロールできないものでも科学という力で分析し
さも自分たちの予測の範囲内で自然もある程度は把握できているだろう
という人の考え
結果の先にあるのは「想定外」
そして大きな犠牲
先進国といわれる日本を含め
利便さを追求したツケが回ってきたのではないでしょうか
多くの不便さはあれど昔の人が付き合ってきた自然との調和を図る
生活にシフトすべきなのかなぁ?などとそんなことを思っていました
2011/03/16 19:15
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